女流かるたで熱い戦いを繰り広げる選手=6月10日、福井県あわら市の温泉旅館「清風荘」

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は10月15日、公式文化プログラム「東京2020 NIPPONフェスティバル共催プログラム」に、全日本かるた協会と福井県あわら市など3市区が計画した「2020インターナショナル小倉百人一首かるたフェスティバル」を採択したと発表した。来年5月23~31日にかけ、各市区で世界大会や体験会を開き、国内外にかるたの魅力を発信する。福井県内で同プログラムの実施が決まったのは初めて。

 NIPPONフェスティバルは、同組織委と全国の自治体、団体などが連携して日本の文化や芸術を国内外に発信する取り組み。来年4~9月ごろにかけて30~50件のプログラムが実施される予定。申請のあった中から、15日までに17件が採択された。

 かるたフェスティバルは、全日本かるた協会と漫画「ちはやふる」ゆかりの地で、全国女流選手権を2017年から3年連続開催しているあわら市のほか、協会事務局がある東京都文京区、競技かるたの名人戦・クイーン戦が毎年開かれる近江神宮のある滋賀県大津市の主催。

 5月23日の近江神宮を皮切りに、世界大会の団体戦や個人戦、視覚障害者向けのバリアフリー大会、未経験者対象の体験会などを開く。あわら市は24日に、同市の温泉旅館「清風荘」で、世界大会や多彩な関連事業を繰り広げる。各市区の大会要項などは11月10日に近江神宮で開かれる合同会見で発表する。

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