台風19号の影響により福井県内各地で10月12~14日、電柱から建物などに伸びる電線から火花が出たとの通報が相次いだ。北陸電力によると、日本海側から吹き込んだ塩分などを含む強風が原因とみられるという。

 同社によると、3日間で「引き込み線がショートしている」との通報が福井、坂井市など6市町で27件あった。119番も相次ぎ、福井市消防本部は13、14日で計6回消防車を出動させた。

 こうしたトラブルは8月の台風10号では全く見られず、9月の台風17号では2件あった。同社は「日本海側からの強風が吹いたことで被覆部分に塩分や不純物が付着した。電流が流れやすくなり電線が劣化した」と分析している。

 同社は、通報があった箇所の仮復旧や張り替え工事を行った。巡視を強化し設備確認にも努めるという。

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