JR東日本の長野新幹線車両センターに並ぶ北陸新幹線の車両。周囲の水は引いていた=10月15日午前9時50分、長野県長野市(共同通信社ヘリから)

 JR東日本は10月15日、北陸新幹線の東京―金沢間の全線再開には少なくとも1~2週間かかると明らかにした。同日、長野―飯山間を点検した結果、線路の冠水で信号の電源装置に甚大な被害があると判明。復旧作業に時間がかかると判断した。ほかの被害が見つかれば、さらに時間がかかる可能性もある。

 北陸新幹線では台風19号による千曲川の堤防決壊で、長野市の車両センターで全車両の3分の1に当たる10編成120両が浸水。全線再開しても、本数は通常の5~6割になるとしている。

 北陸新幹線は13日夜から東京―長野間で本数を減らし運転を開始。JR西は金沢―富山間のつるぎは通常運転を続けている。14日に金沢―糸魚川間の上下線で1時間に1本程度、運行した臨時はくたかは、15日は金沢―上越妙高間に範囲を拡大して運転した。臨時はくたかは金沢発の上りでは上越妙高行きが5本、糸魚川行きが9本。金沢行きの下りは上越妙高発が6本、糸魚川発が7本で、16日以降も同様の運転となる。

 JR東は14日、東京―金沢間全線の運転再開には「相当の期間を要する」と発表していた。

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