ふくまむの「子連れ傍聴」で一般質問を聞く親子=2018年12月、福井県福井市議会

 生活者の視点に立った地方自治の取り組みを表彰する「第14回マニフェスト大賞」の審査委員会(委員長・北川正恭元三重県知事)は10月3日、福井県内の母親と福井新聞社でつくる子育てグループ「ふくまむ」や、佐賀県鳥栖市議会、神達岳志茨城県常総市長など30の議会や首長、住民団体に優秀賞を贈ることを決めた。

 2619件の応募があり、マニフェスト推進や政策提言など6部門で各5件の優秀賞を選んだ。今後、各部門の最優秀賞を決める。11月8日に東京都内で開く授賞式で、最優秀賞受賞者のプレゼンテーションにより大賞を選ぶ。

 優秀マニフェスト推進賞・市民部門で選ばれた「ふくまむ」は「子育てをちょっと楽しく」をモットーに、おしゃべり会や音楽会、子育てに役立つ講座などを開いている。2018年12月、育休中の母親らを対象に福井市議会で「子連れ傍聴」を実施。同市議会は規則で18歳未満の傍聴席入室を禁じており、事前に乳幼児の入室を認めるよう要望書を議長に提出して許可を得た。親子12組が一般質問を傍聴し、政治への関心を高めた。

 マニフェスト大賞は06年に創設。早稲田大学マニフェスト研究所と毎日新聞社の共催で、株式会社共同通信社が後援している。

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