関西電力役員らの金品受領問題で、記者会見し目を閉じる八木誠会長=10月2日、大阪府大阪市

 関西電力の八木誠会長が辞任の意向を固めたことが10月8日、分かった。役員らが高浜原発が立地する福井県高浜町の元助役から多額の金品を受領していた問題の責任を取る。

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 岩根茂樹社長は兼務する電気事業連合会の会長職を辞任することが同日、関係者への取材で分かった。岩根氏が関係先に辞意を伝えた。自身を含む関電役員らの金品受領問題が国民の原発不信を高め、業界全体に悪影響を与えかねないと判断したとみられる。後任会長は、6月に退いた中部電力の勝野哲社長の再登板が有力。18日にも開く大手電力社長の会合で議論する。

 岩根氏は今月2日に開いた記者会見で、原発推進の旗振り役である電事連会長を続ける考えを示していた。だが「身内」である大手電力の間から、岩根氏が会長を続ければ国民の業界不信を招き、各社の原発再稼働や国の原子力政策に深刻な影響が出ると懸念の声が上がり、方針転換を迫られた。

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