10月7日午前5時ごろ、福井県南越前町合波の山あいの集落の道路で、犬の散歩をしていた男性(47)が成獣のクマに頭部をかまれた。命に別条はないという。県によると、県内でクマに襲われてけがをしたのは今シーズン初めて。

 同町によると、クマは体長約1メートルの成獣2頭。男性は散歩中にこのうち1頭のクマに押し倒されて頭部をかまれ、頭や耳、まぶたなど7カ所にけがをした。

 県警越前署が周辺をパトロールしたほか、町は防災行政無線で早朝や夜間の外出を控えるよう呼び掛け、広報車で下校時間の児童生徒の見守り活動を行った。区長も住民に注意喚起のチラシを配った。町は今後、捕獲おりを設置する。

 同町内では9月ごろから、周辺集落でクマの目撃情報が数件報告されていた。

関連記事