ホテルフジタ福井の外壁を活用した野外映画上映会。多くの市民がくつろいだ=10月5日夜、福井県福井市中央公園

 福井県福井市中央公園が日本最大級の映画館に―。客席は芝生、スクリーンはビルの壁という野外映画上映会「どまんなかシネマ」が10月5日夜、同公園で開かれた。ホテル壁面に全国最大級750インチのサイズで投映した映画を、市民らがゆったりと楽しんだ。

 プロジェクターを公園内に設置。道路を挟んだホテルフジタ福井の外壁をスクリーンとして活用した。子ども向けの作品「動く絵本『ニジェール物語』」、アニメ映画「怪盗グルーのミニオン大脱走」、短編映画「ハローグッバイ」の3作品が上映された。

 家族連れが芝生のあちこちにシートを広げ、弁当や飲み物を持ち込んだり、寝転がったりしながら、壁一面に映し出された映像を鑑賞。開放的な空間でくつろぎのひとときを過ごした。家族4人で訪れた同市の40代男性は「公園の使い方が広がると、まちがにぎやかになっていい」と笑顔を見せていた。

 主催した公共空間利活用実行委員会の前田健児代表は、福井新聞のプロジェクト「ふくい×AI 未来の幸せアクションリサーチ」のメンバー。上映会は、福井人の幸せの分類のうち▽文化▽自然▽時間の使い方-を意識して企画しており、「みんなの幸せに響くアクションができてよかった」と話していた。

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