福井県高浜町を訪問後、記者団の取材に応じる野党の関電疑惑追及チーム=10月5日、同町役場前

 立憲民主党などで構成する野党の関西電力疑惑追及チームは10月5日、福井県高浜町を訪れ、高浜原発や元助役森山栄治氏(故人)と深い関係にあった建設会社「吉田開発」などを見て回った。座長の今井雅人衆院議員は記者団に「事実を一つ一つ確認していきたい。行政、政治家の関与があったかどうかも大きな焦点になる」とし、臨時国会で追及していく考えを示した。

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 訪れたのは立民のほか、国民民主党、共産党などの国会議員6人。高浜原発の周辺や元助役の自宅、吉田開発が駐車場整備などを手掛けた町中央体育館を見て回った。地元住民からも話を聞いた。

 終了後、今井座長は記者団に「森山氏と関電の関係は非常に近い。森山氏と吉田開発も一体だと感じた」と感想を述べた。原発マネーが関電に環流した疑いも「全く否定できない印象だ」と語った。

 国民民主党県連代表の斉木武志衆院議員は「関電は地元にとってなくてはならない企業だが、膿(うみ)を全部出し切らないと納得してもらえない。まずは(金品を)もらっていた役員に退任の意思を示してもらうことがスタート地点だ」とした。また「税金が関電の経営層に流れていないかも明らかにしていく必要がある」と述べた。

 一行は午前中、大阪市の関電本店を訪れたが、面会を拒否された。

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