福井県内の中部縦貫自動車道

 福井県議会は9月25日、厚生、土木警察の両常任委員会を開いた。土木警察常任委で理事者は、中部縦貫自動車道大野油坂道路(全長35キロ)の3区間のうち、大野―大野東間(5・5キロ)について本年度中に用地取得が終わる見通しを明らかにした。ほかの2区間の用地は取得済みで、同道路は全ての用地取得が完了する。

 鈴木宏紀副委員長(県会自民党)への答弁。大野東―和泉間(14キロ)は2016年5月、和泉―油坂間(15・5キロ)は今年3月に用地取得が完了していた。

 理事者は、残る大野―大野東間の状況について「8月末で約97%の取得を終えた」と説明。残る約3%についても「おおむね地権者からの合意を得ており、年度内の用地取得には問題がないと考えている」とした。

 大野油坂道路について県は、23年春の北陸新幹線敦賀開業と同時期の全線開通を目指している。鈴木副委員長が「20年度からの3年で、残る事業費約900億円を獲得する必要がある。見込みはどうか」とただした。

 これに対し、大槻英治土木部長は「中部圏の総意として集中的に投資すべき路線であることを国に主張し、必要な予算確保に全力を尽くす」と強調した。

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