女子中央の2区清水瑠愛(左)からたすきを受け取る3区山田樹希

 駅伝の全国大会予選を兼ねた福井県中学校競走大会は10月1日、鯖江市の鯖江東公園陸上競技場を発着点とする男子6区間18キロ、女子5区間12キロのコースで開かれた。男子は武生二が2年ぶり3度目、女子は中央が2連覇を飾り、5度目の頂点に立った。両校は12月15日に滋賀県で行われる全中駅伝に出場する。

 ■女子中央、2年連続頂点 エース異次元の走り

 エースが異次元の走りを見せた。女子中央はトップから22秒差の5位でたすきを受けた2区清水瑠愛が区間記録に迫る6分35秒をたたき出し、一気に2位へ。勢いそのままに2連覇を飾った。

 普段は硬式テニスに打ち込み「大坂なおみが憧れ」という清水。駅伝の能力は各校監督から「天才的」と評されるほどで、「リラックスできていた」と悠々としたフォームで2キロを駆けた。美方高出身の平井恵が持つ驚異的な区間記録に、あと5秒まで迫る堂々の区間賞にも「トップを抜きたかった」と満足しなかった。

 3区山田樹希が終盤のトラック内で首位明倫をかわし、最後は1年生アンカーの齋藤日和が2位と13秒差で制した。

 左手の甲に「勝」の文字をペンで書き合い、レース中は声をからして互いにエールを送った。岸下監督は「チームワークはどこにも負けない。みんなでつかんだ勝利だ」と拍手を送った。西崎主将は「全中で最高の結果を残したい」と前を見据えた。

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