記者会見の冒頭で謝罪する関西電力の八木誠会長(左から2人目)と岩根茂樹社長(同3人目)ら=10月2日、大阪府大阪市

 関西電力の役員らが高浜原発が立地する福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)から多額の金品を受領していた問題で、最多は原子力事業本部の本部長代理を務める鈴木聡常務執行役員(59)の1億2367万円だった。原子力事業本部長を務めた豊松秀己元副社長(65)が1億1057万円で、2人の受領額が1億円を超えていた。

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 関電が10月2日に明らかにした調査報告書で分かった。1回で1千万円の現金を受け取った幹部もいた。

 岩根茂樹社長は2日午後、大阪府大阪市で再び記者会見した。八木誠会長も同席。豊松元副社長が、報酬月額2割を2カ月返上した社内処分を公表。最も多く受け取った鈴木常務執行役員は厳重注意にとどめていた。

 会見で岩根社長と八木会長は改めて辞任を否定。岩根氏は務めている電気事業連合会の会長を、八木氏は関西経済連合会の副会長を続投したい考えも示した。

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