西野有香さんの「おもちゃ図書館」で遊ぶ親子=9月13日、福井県福井市の福井新聞社・風の森ホール

 福井の母親と福井新聞社でつくる子育てグループ「ふくまむ」は9月13日、おもちゃの貸し出しなどを通じて親子を支援する施設「おもちゃ図書館」を福井県鯖江市に開設しようと準備を進めている西野有香さん(36)による“移動図書館”を開いた。色とりどりのブロックやミニカーなど約30品が並び、子どもたちが自由に遊んだ。

【CF挑戦中】親子がワクワクできる場を創る。鯖江に“プティ”がオープン!

 西野さんは2児を育てている経験から「親子が気軽に集う場がほしい」「子どもはおもちゃにすぐ飽きてしまうので、レンタルできるといい」と思ったそう。自身の母が経営していた美容室を改装して、カフェや雑貨販売スペースも備えた「おもちゃ図書館 Petit(プティ)」をつくろうとしている。

 日本おもちゃ図書館財団(東京)の寄付や、福井県内の人々からの“お下がり”で50品以上をそろえ、現在は“移動図書館”として鯖江市内の子育てイベントに出張するなどして経験を積んでいる。

 13日は福井新聞社(福井市)に0~1歳の子に合いそうな約30品を持参し、遊び方のルールやこつを説明。キーボードを演奏してみる子、人気キャラクターが描かれた家型のテントの中で笑顔を見せる子、魚釣りを模したゲームに熱中する子、知育玩具をなめなめする子…と楽しそうな様子が見られた。母親らは「意外なおもちゃが気に入っていて、次に何を買うかの参考になった」「“ママ友”を作るのが難しいが、おもちゃがあると自然に会話できてうれしい」などと話していた。

 西野さんは、福井新聞社と福井銀行、レディーフォーによるクラウドファンディングサービス「ミラカナ」で「プティ」の改修費用を集めている。当初の目標額50万円を達成し、「ネクストゴール」の70万円もクリア。締め切りは9月30日午後11時で、支援者にはプティのドリンク無料券や年会費初回無料などの返礼を用意。西野さんは「みんなのワクワクが詰まった場所にしたい。完成したら、ぜひ遊びに来て」と笑顔を見せている。

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