豚コレラ対策で国が実施を表明した豚へのワクチン接種について、JA福井県5連の田波俊明会長は9月24日、「接種費用は農家の負担が大きくならないよう、国の政策としてしっかり補助してほしい」と国に注文した。

 福井市の県農業会館で開いた定例会見で話した。国は豚へのワクチン接種に慎重な姿勢を貫いてきたが、接種する方向へ転換した。田波会長は「一大産地の関東に感染が広がったから接種せざるを得ない状況になったのだろうが、判断が遅い」と批判した。

 接種費用については「個人負担になっても豚の出荷価格に反映できない。経営悪化を懸念して接種しない養豚場があると、感染を防ぎきれない」と指摘した。

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