家族の安全を確認できた場合に玄関先に掲げる「無事旗」。裏面(右)は防災情報の確認方法などが記されている

 福井県永平寺町が「防災のまちづくり」に力を入れている。河合永充町長(46)が自ら熱弁を振るう講座や自主防災組織の強化、災害時に無事を確認するための旗の全戸配布など多岐にわたる。

⇒永平寺町の最近5年間の取り組み

 「無事旗」は、災害発生時に家族の安全が確認できて自宅も損壊しなかった世帯が、在宅避難する場合などに玄関先に掲げる。大きな字で「無事」と書かれており、救助隊などが旗が出ていない家を優先して捜索するなど、救助活動や避難誘導を円滑に行える。

 正式名称は「防災情報確認旗(き)」。A4サイズで防水、防炎性に優れる。裏面はケーブルテレビやフリーダイヤル、メールによる防災情報の確認方法などが記されている。紛失しないよう、普段は裏面にして室内の分かりやすい場所に掲げてもらう狙いだ。

 2017年3月に町内の全約6千世帯に配布。その後、転入した世帯にも随時配っている。避難訓練で使っている自主防災組織もある。

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