「県民交流サポーター」の辞令を受け、やる気満々のはぴりゅう=福井県庁

 福井しあわせ元気国体・大会(全国障害者スポーツ大会=障スポ)の公式キャラクター「はぴりゅう」が、福井県の杉本達治知事から「県民交流サポーター」の辞令を受け、きょうだいとともに福井の応援団として活動継続が決まった。国体・障スポ終了で、ファンから“絶滅”を心配する声が上がっていた。衰えない人気と新たな任務に、はぴりゅうらはやる気満々。自らの“分身”となる着ぐるみの無料貸し出しも始まり、「これからもみんなの一番近くで、全力で応援するはぴっ」と誓っている。

 はぴりゅうは2013年、公募に寄せられた約500のデザインから選ばれ、誕生した。福井県の代表ブランドである恐竜がモチーフで、きょうだいの「さとりゅう」「すぽりゅう」「はなりゅう」「たべりゅう」とユニット「Dino(ダイノ)はぴねす」を組んでいる。

 地域の祭りや学校行事、PRイベントなどに積極的に出掛け、国体・障スポ開催前の出動は2千件を超える。選挙のごとく展開した草の根運動が奏功し、人気がじわじわ高まった。国体・障スポ終了後も活動継続を願う手紙やメールが多数寄せられ、今でも老若男女から「会いたかった」、「かわいい」と声を掛けられる。県外の追っかけファンもいるという。

 県民交流サポーターの辞令は7月6日付。今後は県民の活動や行事を応援するほか、福井の魅力を発信するPR隊としても一役を担う。

 依頼を受けて出動するのはもちろん、8月からは自治体や教育機関、NPOなどを対象に着ぐるみの無料貸し出しもスタート。きょうだい5体が描かれた200種以上のデザインも無料で使用できる。いずれも事前申請が必要。

 はぴりゅうの隣で成長を見守ってきた福井県スポーツ課の牧田和也主任は「うまく活用してもらい、キャラクターの力で地域を元気に盛り上げてもらえたらうれしい」と話している。

 はぴりゅうらの派遣依頼や着ぐるみの貸し出し、デザイン使用の詳細は県のホームページ(「はぴりゅう 福井県」で検索)で紹介している。

 問い合わせはスポーツ課=電話0776(20)0746。

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