チャイルドシート使用率

 警察庁と日本自動車連盟(JAF)が行ったチャイルドシート使用率の本年度全国調査で福井県は72・6%だった。ワースト3位だった前年の50・0%から大幅に上昇、全国平均(70・5%)を7年ぶりに上回った。JAF福井支部は2018年度、県内での講習会を前年の約2倍の17回に増やしており地道な啓発活動が結実した形。「活動の成果が実ったと思う一方、一過性の可能性もある。来年以降も注視していきたい」としている。

 福井県の今回の順位は22位。2015年度以降、ワースト1位(44・4%)、同5位(52・0%)、同14位(59・0%)、同3位(50・0%)と下位が続いていた。

 チャイルドシートの使用は、道交法で6歳未満の子どもに義務付けられている。

 本年度調査は6月、全国で乗車中の6歳未満の約1万3千人を対象に行った。福井県では、勝山市の県立恐竜博物館、アル・プラザ敦賀、福井市のエルパの3カ所で計201人を調査した。

 福井県の調査では、使用していなかったケースの半数以上が、子どもを車両シートに座らせシートベルトもさせていない状態だった。「チャイルドシートに座らせたがベルト未着用」「車両シートに座らせシートベルト着用」が続いた。昨年目立った「保護者が抱っこ」は、今回の調査ではなかった。

 JAF福井支部は「取り付けやベルトの締め付けなど、チャイルドシートは正しく使わないと意味がない。子どもの体格に合わせ適切に使用してほしい」と呼び掛けている。

 全国調査では、年齢が上がるほど使用率が低く、1歳未満の使用率は88・0%だったのに対し、5歳は48・0%だった。使用率の最高は愛知県の88・1%、最低は佐賀県の55・2%だった。

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