三味線巡回教室に向け、寄付を呼び掛けている片桐あこさん

 福井県認定のふるさと納税を活用した2019年度の新規プロジェクトのうち、第1弾となる事業の寄付が始まっている。福井県の民謡「イッチョライ節」や三味線文化を次世代に継承し、ふるさと愛を育んでもらおうと、福井市出身で東京在住の女性が県内小学校で巡回教室を開く。

【寄付はこちら】福井の民謡“イッチョライ節”出身みんなで話せる思い出づくりへ

 この女性は端唄三味線の英流(はなぶさりゅう)次期家元、片桐あこさん(35)。福井県内外で教室や演奏活動をしており、「福井に共通するもので、みんなが一つになれるものがあれば。三味線でイッチョライ節を広めたい」と企画した。

 プロジェクトは、県内小学校を巡回し、三味線を使ってイッチョライ節を歌い、演奏体験をしてもらう。巡回教室では最低15本の三味線が必要とし、寄付はその購入資金などに充てる。寄付の募集は9月30日までで、目標金額は100万円。サイト以外からの寄付も受け付ける。

 1962年に作られた、イッチョライ節は歌詞が4番まであり、県内の名所や名産がちりばめられている。今回、寄付に対する返礼品の中には、5番以降の歌詞応募権といったユニークなものもある。

 片桐さんは「子どもたちに伝統文化に触れてもらい、ふるさとを学ぶ機会をつくりたい」と話している。

⇒「ふるさと納税による新事業創出支援事業」プロジェクト一覧

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