朝倉氏遺跡保存協会が新たに販売する「光秀御朱印」(左)。右は従来のデザインの御朱印=9月11日、福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡

 一乗谷の朝倉氏に仕えたとされる戦国武将明智光秀を主人公とするNHK大河ドラマの来年放送を前に、朝倉氏遺跡保存協会は9月14日から「明智光秀ゆかりの地」の文言と、明智家の家紋を配した一乗谷城の御朱印を、福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡復原町並で販売する。同日からは、戦国城下町のにぎわいを再現するイベントも復原町並で始まる。

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 光秀の御朱印は、大河ドラマによる観光客増を見込み新たに販売する。1枚300円で、復原町並南入場口受付で購入できる。唐門のイラストが入った通常デザインもある。

 一乗谷城に加え、大野市の越前大野城、坂井市の丸岡城という「越前三名城」を巡って御朱印を集めてもらおうと、越前和紙を使用した記念台紙も1日から配布している。各城の御朱印販売窓口で、3城の御朱印を提示するともらえる。限定8千枚。

 14日から復原町並で始まる城下町生活再現イベントは同遺跡活用推進協議会主催で、29日までの土日祝日に開かれる。地元住民らが武士や町衆の衣装に身を包み、観光客を迎える。かつて陶器を売っていたとされる場所には越前焼を売る商人がおり、中級武士の武家屋敷跡などでは、県内の劇団員による寸劇が楽しめる。地元産の野菜やお茶の販売もある。

 御朱印について同遺跡保存協会の岸田清会長は「光秀ゆかりの地に来たという思い出を御朱印として形に残してもらえたら」と話していた。同遺跡活用推進協議会は「寸劇などを通して戦国時代を生きた人々のリアルな暮らしぶりを想像し、楽しんでほしい」と期待している。

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