関西電力の大飯原発4号機(左端)=福井県おおい町

 関西電力は9月13日、定期検査中の大飯原発4号機(福井県おおい町、加圧水型軽水炉、出力118万キロワット)の原子炉を起動させる。15日夕に発電・送電を開始し、10月上旬に原子力規制委員会の最終試験を受け、営業運転を再開する見込み。

 関電から12日、福井県に入った連絡によると、今回の定検では燃料集合体193体のうち、新燃料48体を含む65体を取り換えた。2次系配管553カ所を超音波で肉厚測定したが、問題はなかった。過去の点検で減肉傾向などが確認された35カ所を、耐食性に優れたステンレス鋼配管などに交換した。

 原子炉停止時に必要な高圧注入ポンプなど重要安全施設に電力供給する電気盤の遮断器20カ所で、遮断時間を変更する工事を行った。

 大飯4号機は2018年5月に原子炉を起動。同6月から営業運転を行い、19年7月に定検に入った。次回定検は20年秋ごろの予定。

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