火災が発生したH2Bロケットの発射台付近で行われた消火活動=11日午前5時29分、鹿児島県の種子島宇宙センター

 11日午前3時5分ごろ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)種子島宇宙センター(鹿児島県)でH2Bロケットを発射する準備をしていた発射台で火災があり、ロケットを運用する三菱重工業は機体への影響を確認するため、同日午前6時33分に予定していた打ち上げを中止した。今後原因と損傷の度合いを調べるが、発射台はH2B専用で1基しかないため、被害が大きい場合は今後の打ち上げに大幅な遅れが出る可能性もある。

 火災は発射台の底部分で、ロケット発射時に炎や噴煙を逃がす穴の近くで起きたとみられる。正午ごろに鎮火が確認された。JAXAによると火災による打ち上げの延期は初めて。

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