福井県外の大学等進学者のUターン者数

 9月定例福井県議会は9月9日、開会した。杉本達治知事は提案理由説明で、福井県外の大学・短大へ進学し、今年3月に卒業した学生のUターン者が7年ぶりに800人を超えたことを明らかにした。統計がある2002年3月以降、3番目に多い830人がUターン就職した。Uターン率は過去最高の32・1%。杉本知事は「今後も学生のU・Iターン就職を全力で応援していく」と強調した。

 県定住交流課によると、県外の大学・短大に進学し、今年3月に卒業予定だった県内出身者は2588人。卒業者のうち830人がUターン就職した。

 これまでUターン者が最も多かったのは02年3月の853人。その後は減り続け、12年3月に803人と800人台を回復した後は、600~700人台で推移していた。

 県は昨年度、中京圏を重点エリアとして学内セミナーなどの対策を強化。中京を含む都市圏で男女別の交流会を初めて開いた。エリア別のUターン率は中京圏が33・6%、関西圏が30・1%、関東圏が18・4%。女性のUターン率は18年3月を1・2ポイント上回る30・5%だった。「施策が奏功した結果」(同課)としている。

 杉本知事はこのほか、行財政改革の一環として「10月に有識者や県民の公募委員で構成する県民会議を開き、これまでの既存事業についてゼロベースによる見直しを行う」と述べた。

 本会議には、2019年度9月補正予算案(6億9400万円)など16議案と報告14件、諮問1件が提案された。会期は10月4日までの26日間。

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