福井県庁=福井市大手3丁目

 福井県は、ふるさと納税を活用し地域課題の解決などにつなげる県内事業者の2019年度の新規プロジェクト支援として11事業を認定した。制度2年目に当たり、初年度から5件多いプロジェクトの実現を後押しする。11月末までにクラウドファンディングサイト「レディーフォー」に順次掲載して寄付を募る。

⇒「ふるさと納税による新事業創出支援事業」プロジェクト一覧

 認定された11事業は新商品開発や販路開拓、県内での起業、イベント開催などで、地域活性化を図る。このうち4事業は本年度創設した「地域おこし協力隊特別枠」。昨年度は県内事業者に限定していたが、本年度は協力隊などで県内に居住経験がある県外在住者も対象にし、週末居住などの短期滞在して行う地域活動を支援する。

 寄付目標額はプロジェクト実行者がそれぞれ任意に設定し、50万~100万円程度。目標額に達すると寄付を原資にした奨励金が支給される。

 ふるさと納税によって県内事業者を支援する制度は県が2018年度に創設した。福井新聞社、福井銀行と連携し、地域課題の解決や地方創生につなげる新規プロジェクトの実現を後押しする。昨年度は認定を受けた6事業者がいずれも目標額の寄付を集めた。

 認定された11事業と事業主体は次の通り。

池田の里山文化を体感する訪日外国人向けツアーの実施(DANNE)

福井の伝承に基づく創作絵本「めおと鬼」の出版(越前市地域おこし協力隊)

若狭の伝統的なものづくりのコラボレーションによる商品価値の創造と海外に向けた情報発信(若狭の空と海とものづくり)

福井梅の梅干し食べ比べ商品の開発と全国の梅ファンが集う梅フェスの開催(Switch Switch)

三味線巡回教室による、ふるさとの唄の次世代継承(和aco)

宿場町の酒蔵や古民家・老舗を巡る「今庄宿夜市」の開催(NPO法人北国街道今庄宿倶楽部)

農業とアクティビティによる豊かな里山体験の提供(ReLIFE)

医療的ケア児の成長を促す福井旅の提供(Orange Kids' Care Lab)

若狭の特産品を取り扱うウェブショップの開設等(NPO法人若狭物産協会)

ブルーベリーの鉢植えの貸し出しによる農業体験をきっかけとした地域交流の場の創出(結こっさの会)

土蔵を活かした地域の夢を叶える語り場の創出(ぷらすたいむず)

⇒福井県・新事業創出支援事業に関するニュース

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