福井県内の蔵元自慢の「ひやおろし」を一堂に取りそろえたコーナー=9月6日、同県福井市の西武福井店

 冬場に仕込んだ日本酒をひと夏寝かせた「ひやおろし」の試飲販売が9月6日、福井県福井市の西武福井店で始まった。県内16蔵元の20銘柄が並び、来店客は熟成されたまろやかな味わいの日本酒を飲み比べていた。

⇒【写真】県内蔵元自慢のひやおろしずらり

 試飲ができる同店の特設コーナーは県酒造組合の協力で開設した。この日は3蔵元の担当者が訪れ、自慢の逸品を紹介した。田嶋酒造(福井市)は手間の掛かる山廃(やまはい)仕込みの純米酒と、大吟醸酒を販売。杜氏(とうじ)の田嶋雄二郎さんは「山廃仕込みの純米酒はワインのような酸味が特徴。サンマやキノコといった秋の味覚とともに味わってほしい」とアピールした。

 毎年ひやおろしを楽しみにしているという福井市の女性(75)は「飲みやすいので好きです。販売されるのを待っていました」と話し、飲み比べをしてお気に入りの銘柄を購入していた。

 試飲ができる特設コーナーは24日まで。11日以降は18蔵元の27銘柄が並ぶ。

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