今夏の甲子園で活躍した星稜・奥川恭伸=2019年8月7日、甲子園

 野球の18歳以下によるU18ワールドカップ(W杯)2次リーグ最終戦が行われた9月7日、プロ注目投手の奥川恭伸(石川・星稜高校)はオーストラリア戦の終盤にブルペンに入って救援に備えたが、出番はなかった。甲子園大会で決勝まで投げた疲労を考慮され、今大会の登板は7回を投げて18三振を奪った5日のカナダ戦のみ。目標としていた世界一に届かず「負けてしまって悔しい気持ちでいっぱい」と話した。

 今後の進路に「小さい頃からの夢なので、プロに入って活躍したい気持ちがある」と言い「まだ100パーセント固まっているわけではないので、もう一度、いろいろな人と話し合って決めたい」と語った。

 6日の韓国戦に今大会初登板で先発しながら、右手中指のまめの影響で1回降板となった日本の佐々木朗希(岩手・大船渡高校)は、オーストラリア戦は出番なしで敗戦を見届けた。「負けてしまって悔しい。もう少しチームに貢献できたらよかった」と静かな口調で話した。

 甲子園大会の出場経験はないものの、4月に行われた高校日本代表代表1次候補合宿で、プロ野球中日のスピードガンで163キロをマークして一躍注目の的となった剛腕。卒業後の進路については「帰ってから決めたいと思っている。後になると思う」と述べるにとどめた。

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