ラグビーW杯の日本代表を応援しようと、福井県立恐竜博物館がつくった恐竜のラグビーチームのチラシ

 9月20日に開幕するラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で日本代表を応援しようと、福井県立恐竜博物館(勝山市)は今夏、恐竜のラグビーチーム「ダイナソーズ」をつくった。同博物館の展示から23の恐竜をメンバーに選出。全長や体格など特徴に応じてポジションを決め、チラシを作って紹介しており、「恐竜王国ふくい」から桜のジャージーを後押しする。

 竹内利寿館長によると、ダイナソーズに選んだ恐竜の全身骨格を、来館者に展示室で探して見てもらうのが目的の一つ。遊び心を取り入れた企画だが、同博物館に全身骨格がある44の恐竜から、研究員と相談し、恐竜の大きさや俊敏性、突進力などの特徴を踏まえて厳選した。

 フィフティーンは豪華布陣だ。主将は肉食恐竜のティラノサウルス。ポジションはナンバー8でチームの信頼は抜群だという。FW第1列中央のフッカーに全長15メートルのカマラサウルスを起用。全長22メートルのブラキオサウルスは第2列のロックで「空中戦の切り札」とされている。

 地元勢として勝山市で化石が発掘された新種の恐竜5種類も選ばれ、ロックに竜脚類の大型草食恐竜フクイティタンを抜てき。密集でのボール争奪戦で力を発揮するらしい。バックスのSH(スクラムハーフ)には全長2・5メートルのフクイベナートルが入り「球さばきの名人」との異名をつけた。

 センターに当たるCTBの草食恐竜フクイサウルスはパワー満点の守りが武器。FB(フルバック)に入った獣脚類の肉食恐竜フクイラプトルはチーム一の突破力とキック力を誇る設定だ。コシサウルスは控えに回った。

 竹内館長は「ビッグイベントのラグビーW杯日本開催を盛り上げたい。日本代表を応援し、恐竜の特徴やラグビーのポジションなどを一緒に覚えてもらえれば。館内に展示されているメンバーの恐竜の全身骨格を見つけてほしい」と話している。チラシはホームページからダウンロードできるほか、同博物館の入り口付近に置いてある。

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