まちづくりのあり方などについて意見を交わした「三國湊夜咄会」=9月3日夜、福井県坂井市三国町南本町3丁目

 福井県坂井市のアーバンデザインセンター坂井が主催する「三國湊夜咄会(よばなしかい)」が9月3日夜、同市三国町南本町3丁目の同センターで開かれた。竹田Tキャンプに参画している学生らが招かれ、同市竹田地区で取り組んでいる活性化プロジェクトを紹介。まちづくりのあり方にも話は広がり、参加者は刺激を受けた様子だった。

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 夜咄会は8回目になるが、三国地域以外のテーマで開くのは初めて。まちづくりに関わる三国、竹田両地域の約40人が参加した。

 Tキャンプの学生は、地域に伝わる龍の伝説を基にしたユニークな取り組みなど各プロジェクトを説明。総合ディレクターを務める総務省地域力創造アドバイザーの片木孝治さん(49)は、移住者を増やすことが目的ではなく、地域の実情や課題をよく知り、長く関わる関係性をつくることが大切と訴えた。

 竹田地区集落支援員の竹内作左エ門さん(71)は「田舎には個性がある。そこに学生が入ってきて、交流が段々大きくなっている」と住民理解の深まりを強調。事業は4年目を迎えており、担当する市企画情報課の谷根康弘参事は「竹田で多くのことを学ばせてもらった。住民の方に行政を引っ張ってもらうのがまちづくりの理想」と述べた。

 Tキャンプに参加するモチベーションを問われた学生代表の大澤穂高さん(20)=京都産業大学3年=は「人口減少などの社会問題を大学で学んでも表層的に感じていた。実際に現場を見てみたいと思った」と語った。

 同センターのアシスタントディレクターを務める福井大学4年の高橋駿介さん(22)は、学生同士のつながりを強めたいと意欲をみせ、イベント終了後にもTキャンプの学生と意見を交わしていた。

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 竹田Tキャンプは、福井新聞社と福井銀行、レディーフォーによるクラウドファンディングサービス「ミラカナ」で活動資金を募集している。目標は50万円で、寄付の締め切りは9月17日。

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