次期会頭に内定し、報道陣の取材に応じる伊東忠昭氏=9月2日、福井県福井市の福井商工会議所

 福井商工会議所の常議員会が9月2日、福井県福井市の福井商工会議所ビルで開かれ、川田達男会頭(79)=セーレンCEO=が10月末の任期満了で退任する意思を正式に表明した。業種別の9部会長会議が、後任に副会頭の伊東忠昭氏(70)=福井銀行顧問=を推薦し、満場一致で次期会頭に内定した。11月1日の臨時議員総会で正式決定する。任期は3年。

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 常議員会の出席者によると、川田氏は「(11月からの)新体制に合わせ退任する」と述べた。会議後、報道陣の取材に応じた川田氏は「後任の候補者がたくさんいる中で、最終的に伊東さんにお願いし引き受けていただいた。温厚な方で、長く福井銀行の経営者をされており適任と考えた」と話した。

 川田氏は2009年3月、前会頭の故江守幹男氏の任期途中の辞任を受け就任した。中小・小規模企業の支援強化と地域振興、商工会議所の活性化に注力してきた。

 就任時には県と福井市に要望し、小規模企業向け融資(マル経融資)の利子補給制度を実現。北陸3県や近畿・中京圏などの商工会議所と連携体制を構築し、広域商談会に取り組んだ。12年にはアジア市場開拓に向け、台湾の経済団体などと業務提携を締結、商談会を毎年行うなど経済交流を進めている。

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