底引き網漁が解禁となり、帰港し船上で素早く選別される甘エビ=9月1日、福井県坂井市の三国漁港

 日本海近海の底引き網漁が9月1日解禁された。福井県の坂井市三国町や越前町の漁港は、甘エビやノドグロなど新鮮な海の幸が水揚げされ、活気づいた。

 三国港からは午前0時の解禁に向け、三国港機船底曳網漁協所属の9隻が8月31日午後8時ごろ出港。沖合約50~70キロの漁場で網を入れ、1日午後3時ごろから次々と帰港した。漁協によると甘エビが豊漁で、全船が通常3回の網入れを2回に減らしたという。第一栄吉丸の船長(44)は「予想以上。今年も期待したい」と話していた。夜は競りが行われ、威勢よい掛け声が響いた。

 越前町では町漁協所属の漁船38隻が31日午後10時ごろから順次出航。「磯引き」と呼ばれる比較的浅い海域での漁を終えた船が、1日午後9時ごろからノドグロなどを積んで帰港した。水深350メートル以上の海域でアカガレイや甘エビ漁を行う漁船は、2日朝帰港予定。競りは2日午前9時半ごろから始まる。

 漁期は三国港機船底曳網漁協が来年6月末まで、越前町漁協は同5月末まで。

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