国交省の2020年度予算の概算要求について意見を交わした与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームの会合=8月27日、衆院第2議員会館

 与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)は8月27日、衆院議員会館で会合を開き、2020年度予算の概算要求について国土交通省から説明を受けた。北陸新幹線金沢-敦賀間を含む整備新幹線3区間の建設費に関し、19年度予算の792億円に加えて要求額を示さない「事項要求」を行うことについて、自民党政調会長の岸田文雄座長はPTとしてしっかり後押しする考えを示した。

 岸田氏は記者団に対し、事項要求をすることに関して「国費を最大限に増額することは、北陸新幹線敦賀―新大阪間などの未着工区間の財源確保に向けた大きなステップになる」と指摘。「PTとして必要に応じて国交省に報告を求め、しっかりと後押しをしていきたい」と強調した。

 このほか会合では、23年春に敦賀まで確実に開業することをあらためて確認。大阪延伸について京都府選出の議員が「これまでのスキームで財源は見つかるのか。議員立法という方法も必要ではないか」と述べ、一日も早い開業を求めたという。

 県内からはPTメンバーの高木毅(福井2区)、山本拓(比例北陸信越)両衆院議員が出席した。敦賀―新大阪間の調査費等を19年度予算より3・4億円多く要求することについて、高木氏は「環境アセスメント、大阪延伸に向けた新大阪駅の結節機能強化の調査をしっかりやるということだ」と強調し、敦賀開業後の切れ目ない着工につながるとした。

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