低価格から高価格まで多彩な商品を取りそろえている弁当専門店「ごちそう一乃松」=福井県福井市御幸4丁目

 食品製造販売、料理店経営の一乃松(本社福井県越前市三ツ口町、坂昌勝社長)は、福井県福井市御幸4丁目に初の弁当専門店「ごちそう一乃松」を開店した。同社経営の料亭の料理人が監修したこだわりの弁当をそろえ、低価格帯から高価格帯まで幅広いニーズに対応。同市内で宅配もしている。

 同社は、セントラルキッチンと呼ばれる工場で製造した弁当を首都圏の駅や空港、百貨店を中心に全国で販売。同社の売り上げの8~9割を県外での販売が占めている。

 2011年の東日本大震災が起きた際、首都圏で災害などがあった場合、影響を受ける可能性があると考え、地元での新たな事業展開を模索。同年に丹南で無店舗型の弁当の宅配を始めたところ「学校行事や地域の老人会など、想像以上に弁当の需要があると分かった」(坂克也代表取締役専務)といい、人口の多い福井市で専門店を6月27日に開店した。

 取り扱う弁当は、揚げ物や総菜の入った500円(税別)のものから、刺し身や煮物、酢の物、ちらしずしなど盛りだくさんの3千円(同)の商品があり、通年の商品が35種類、季節の商品を含めると年間約100種類になる。

 弁当は越前市のセントラルキッチンで作り店に運ぶ。事前に予約して店に受け取りに来るか、配達してもらうかが選べるが、配達は福井市内に限る。一部の弁当は店で直接販売している。

 坂専務は「料亭の味を手軽に楽しめる弁当を味わってほしい」とPRしている。

 営業時間は午前10時~午後6時。日曜祝日は店舗が休みだが、宅配は対応する。問い合わせはごちそう一乃松=電話0776(28)3580。
 

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