「いじら・やきはた食堂」のオープニングイベントで弁当を味わう参加者=8月25日、福井県福井市中手町 参加者に振る舞われた「夏のさとやま弁当」

 地元で採れた野菜や山菜をふんだんに使った弁当を味わえる農家レストラン「いじら・やきはた食堂」が8月25日、福井県福井市美山地区上味見地域の温泉施設「伊自良館」(中手町)にオープンした。イベント参加者に、旬を詰め込んだ弁当が振る舞われ、「上味見」の美味に舌鼓を打っていた。

 以前、資料館として使われていた別館の活用と地域活性化を目的に、地元住民でつくる「伊自良の里振興協会」が整備した。

 同会が運営し、地元の女性グループ「上味みママーズ」が調理を担当する。人里離れた田舎のまったりとしたひとときと、地元産の野菜や山菜を使った天ぷら、煮物などが楽しめる。

 オープニングイベントには県内から38人が参加し、「夏のさとやま弁当」を味わった。ゼンマイやフキの煮物、夏野菜のナスの天ぷらなど地元の食材を使った料理がぎっしり。ジャガイモを油で炒め、しょうゆや砂糖などで味付けした郷土料理「ちんころ煮」もあり、参加者は堪能していた。

 田舎料理が好きだという50代女性=福井市=は「野菜も山菜もおいしく盛り付けもきれい。作り方を教えてほしい」と満足げに味わっていた。

 完全予約制で、営業は土・日曜の昼のみ。来店の1週間前までに予約が必要。最大20人の団体も受け付ける。

 問い合わせは伊自良館=電話0776(93)2040、FAX0776(93)2220。メールinfo@ijira.jp

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