ペットボトルロケットの完成を喜ぶ児童たち=8月22日、福井県あわら市の福井県立芦原青年の家

 野外体験や科学実験を通して宇宙への興味を育む福井新聞社の「スペースキッズ」(福井信用金庫特別協賛)の夏イベント「星空キャンプ」が8月22日、福井県あわら市の福井県立芦原青年の家で2日間の日程で始まった。初日は県内小学5、6年生84人がロケットが飛ぶ仕組みを学び、ペットボトルロケット作りに挑戦。完成させた自分だけのロケットを手に「遠くまで飛ばすぞ」と元気よく宣言した。

 イベントは、宇宙分野や科学技術に携わる人材育成を目指そうと福井新聞社が展開している「ゆめ つくる ふくいプロジェクト」の一環で、今回で3回目となる。

 ペットボトルロケット作りは、福井県児童科学館(坂井市)のスタッフが指導。児童たちはボトル内の水が空気で押し出される反動で飛ぶことを学んだ後、製作開始。ペットボトルの側面に取り付ける羽根を何枚使えば遠くまで飛ぶかを自分なりに考え、羽根の角を丸く切ったり、とがった形にしたりして思い思いのデザインに仕上げた。

 昨年に続いて参加した福井市西藤島小学校の女子児童(6年)は「前回は羽根を3枚にしてバランスが悪かったので、今回は4枚にしてみました」と笑顔。ロケットには「とおくまでとびますように」とメッセージを添え「早く飛ばしたいし、いつか本物のロケットが飛び立つ瞬間も見てみたいな」と夢を描いていた。

 この日は曇りで星空が見えなかったため、当初の予定を変更し体育館でプラネタリウム鑑賞会を開いた。県内大学生や高専生、高校生らと福井新聞社の記者による「どこでもプラネタリウム(どこプラ)プロジェクト」で製作した直径5メートルの移動式ドームを使用。内部に設置したプロジェクターから、この日見えるはずだった星空が映し出されると、児童は「きれい」と歓声を上げて喜んでいた。

 福井信用金庫による金融教室もあった。23日はペットボトルロケット大会を開き、児童が自作した自慢のロケットを飛ばす。

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