本町第3公園に移設され、SLと「共演」する銀河鉄道999の像=福井県敦賀市本町2丁目

 福井県敦賀市中心部の国道8号の2車線化工事に伴い、本町1、2丁目商店街沿いに設置されていた「銀河鉄道999」のモニュメント10体が本町第3公園に移設された。同公園には真っ黒な蒸気機関車(SL)が展示されており、999の作品イメージが広がるスポットに。年末ごろまでの期間限定ながら、ファンらの人気を集めそうだ。

 市は1999年、敦賀港開港100周年を記念し、漫画家松本零士さんの代表作の銀河鉄道999と宇宙戦艦ヤマトのモニュメント計28体を、JR敦賀駅前から気比神宮付近にかけての商店街沿いに設置。ストーリーの名場面を再現したブロンズ像が並び、写真撮影スポットにもなっている。

 国土交通省は本年度、国道8号の元町交差点から白銀交差点まで約900メートル区間を4車線から2車線化する工事に着手し、市は2車線化で創出される歩行空間を美装化する整備を進める。9月中に道路東側から整備を始めるため、工事の支障となる銀河鉄道999の像10体を8月から順次移設していた。

 本町第3公園には、「鉄道のまち敦賀」を象徴する1940年製のSL「C58」が展示されている。999の像10体はSLの前に並べられ、初の“共演”となった。登場人物の「メーテル」と「鉄郎」のバックにSLがある光景は、2人が旅する999号を想起させる。

 市は9月1日に開幕する敦賀まつりまでに移設工事を完了し、バリケードを外して近くで写真撮影できるようにする方針。2車線化工事や歩行空間整備が進めば、像は元の位置近くに戻すという。また、西側で対象となる宇宙戦艦ヤマトの像8体は11月ごろに移設する方針で、場所は検討中としている。

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