「竹田Tキャンプ」の夏キャンプをスタートした学生たち。右端は事務局を務める地域おこし協力隊の西馬晋也さん=8月8日、福井県坂井市丸岡町山口

 福井県坂井市竹田地区で県内外の学生が地域活性化プロジェクトに取り組む「竹田Tキャンプ」が、本年度も本格スタートした。4年目を迎える中、現役学生に卒業生が加わって協働する10年、20年先の“理想型”を見据える。息の長い事業を目指す坂井市は、福井新聞社と福井銀行、レディーフォーによるクラウドファンディングサービス「ミラカナ」で活動資金を募集している。

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 竹田Tキャンプでは、学生が毎年8~9月と2~3月、空き家で共同生活しながらプロジェクトを展開。学生の発想、熱意と地域に伝わる知恵や経験の融合を目指している。本年度は13大学の50人が、イノシシ肉を使ったラーメンを開発したり、竹田川に川床を作ったりする8プロジェクトに取り組む。

 夏キャンプは8月8日に始まり、9月20日まで44日間行う。学生たちは「より深く地域の人たちと仲良くなり、貢献できれば」(京都産業大学3年の大澤穂高さん)と奮闘中だ。

 事業を始めた2016年度から20年後の36年度を見据えた「20年計画」にも挑む。Tキャンプを経験し、社会で活躍する卒業生が現役の学生と協働する形をつくり、竹田地区に「新しい縁のネットワーク」を構築するのが目標だ。26年度ごろから卒業生を迎える計画を立てている。

 ミラカナで集まった資金は、来年2~3月の春キャンプで活用する。ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディングとして、目標額50万円を9月17日まで募集。寄付型を採用し、目標に届かなかった場合でも資金は事業に生かされる。

 5千~10万円の5コースがあり、缶バッジや学生からのメッセージカードなどのリターン(返礼)を用意した。3万円以上の支援者には記念植樹をしてもらう。坂井市民はリターンが受けられない。

 事務局を務める地域おこし協力隊の西馬晋也さん(33)は「2年、3年、そしてさらに続けていくため、毎年毎年頑張って活動したい」と支援を求めている。

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