8月25日に京セラドーム大阪で限定販売される吉田正尚選手のオリジナルグッズ=福井県鯖江市役所

 福井県鯖江市の中学硬式野球の鯖江ボーイズ出身でプロ野球オリックスの主砲として活躍する吉田正尚選手(26)を応援しようと、鯖江市は地場産業のものづくり技術を生かしたオリジナルグッズを製作した。越前漆器職人が手掛ける木製の時計などで、8月25日に大阪市の京セラドーム大阪で行われるオリックス対日本ハム戦で当日限定で販売する。鯖江市の担当者は「関西の野球ファンらに鯖江産の漆器製品の良さを知ってもらいたい」と話している。

 吉田選手は福井県福井市出身。敦賀気比高校で1年生から主力として活躍し、甲子園大会に2度出場した。青山学院大学に進み、2015年秋のドラフト会議でオリックスから1位指名を受けた。今や中心打者としてチームを引っ張る存在となり、今年は2020年東京五輪で金メダルを目指す日本代表メンバーにも初選出された。

 グッズ製作は鯖江市莇生田町の漆器木地・木製雑貨製造業の「ヤマト工芸」が担当した。同社は市のブランド力強化に協力する「めがねのまちさばえ応援企業」に認定されている。

 グッズは置き時計、ティッシュボックス、ペンケースで、いずれも木のぬくもりが感じられる。同社がオリックス球団と相談しながらデザインし、吉田選手の代名詞であるフルスイングの写真やチームロゴがプリントされている。吉田選手の背番号34を踏まえ3、4だけを文字盤に彫った時計など、伝統技術と芸術性が融合した商品になっている。

 25日は限定グッズ販売のほか、球場内に鯖江をPRするブースを設置し、市の若手職員らが西山公園や眼鏡などをパネルを使って紹介する。吉田選手のほかオリックスには敦賀気比高出身の山田修義投手(27)と山崎颯一郎投手(21)、日本ハムには同校出身の平沼翔太選手(22)が在籍している。

関連記事