広島土砂災害から5年を迎え、被災地に並べられた犠牲者を追悼する灯籠=20日午前4時20分、広島市安佐南区

 広島市で77人が死亡した2014年8月の土砂災害から5年となった20日夜、被災地で住民らが線香花火やろうそくの火をともし、犠牲者を悼んだ。

 同市安佐南区では、災害後に建設された砂防ダムの麓で住民らが慰霊式を開いた。集まった遺族や住民ら約200人が黙とうし、線香花火や「820」と並べた灯籠の火を見つめながら故人をしのんだ。近くの公園でもろうそくを点灯した。

 慰霊式であいさつした地元町内会の玉田康荘さん(73)は「地域の忘れてはならない歴史として子どもたちに継承していく」と決意を表明した。

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