犯罪現場での指紋の採取能力を高めようと、警察庁が年内に、早稲田大などが共同開発した撮像装置「ハイパースペクトルイメージャー」を導入することが20日、分かった。複数が重なる「重複指紋」はこれまで採取できなかったが、同装置を使えば採取可能になるという。警察庁は「捜査現場での重複指紋の検出方法確立は世界的にも初めて」としており、鑑識能力の飛躍的なレベル向上が見込まれる。

 警察庁は数年かけて装置の操作性能の向上を図り、全国の警察への配備を目指す。担当者は「今まで採れなかった指紋が採れるようになり、画期的な進歩となる」と期待している。

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