国宝指定を目指す丸岡城天守=福井県坂井市丸岡町霞町1丁目

 ふるさと納税制度を活用した「丸岡城『百口城主』プロジェクト」を進める福井県坂井市は8月23~25日、東京都内で「福井県坂井市の名産と百口城主の集い」を開催する。都市圏の城ファンらに丸岡城の魅力やにぎわい創出への取り組みを発信する。

 メインの出張講演会では、「丸岡城天守を国宝にする市民の会」メンバーが、戦国時代の創建とされてきた天守の整備時期が、江戸時代の寛永年間と推定されることが明らかになった学術調査結果を説明。現存12天守の一つに数えられる丸岡城の価値や魅力を話す。申し込みが必要で、参加者には若狭牛や地酒の試食試飲セットを提供する。

 東京・戸越銀座商店街にある市のアンテナショップが出張出店し、海の幸の加工品や地酒、ラッキョウなど特産品の試食試飲・販売をするほか、他県の現存天守にはない丸岡城の特徴でもある石瓦を展示する。甲冑(かっちゅう)のレプリカも並べ、実際に触れてもらう。

 国宝指定を目指す丸岡城のにぎわい創出に向け、城ファンから継続的な支援を募る同プロジェクトは、寄付の金額や期間をポイント換算し特典を提供する仕組み。既に登録している「百口城主」も集いに参加する予定。

 坂井市企画情報課は「丸岡城に関する取り組みや課題を知ってもらい、何かできることはないかと思ってもらえれば」と趣旨を説明。11月16、17日に同市を訪問する「お成りツアー」の参加につなげていきたいとしている。

 会場は東京都千代田区の新有楽町ビル地下1階のふるさとチョイスCafe。3日間とも午前11時~午後6時。参加は無料。講演会は午後1時からと同3時からの1日2回。問い合わせは同市企画情報課=電話0776(50)3013。

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