訪れるファンに喜んでもらおうと製作した御前神社と相葉神社のお守り

 人気アイドルグループ「嵐」が2020年末での活動休止を発表して6カ月余り。「聖地」になりつつある、福井県あわら市宮前の御前神社境内にある「相葉神社」と呼ばれる祠(ほこら)を訪れるファンらに喜んでもらおうと、神社近くの地元住民らが神社オリジナルのお守りを作製。境内には参拝者が願い事を書いて結び付ける「願い結び」を設置した。

 氏子総代の男性(51)によると、神社には県内外のファンとみられる観光客が土日を中心に1日10組以上、訪れているという。訪れた人から「お守りや絵馬はないのか」との声が多数寄せられたことを受け、お守りの作製を決めた。

 お守りはそれぞれ、神社名と「宮前」「あわら」の文字を入れ、二つを1セットとして500セットを作った。神社には宮司らが常駐しているわけではないため、えちぜん鉄道あわら湯のまち駅とJR芦原温泉駅の「おしえる座ぁ」で、8月に入ってから1セット千円で販売している。

 願い結びは、おみくじを結び付ける「みくじ掛け」を中古で手に入れ、齋藤さんらがピンク色に塗ったり、御利益を書いた看板を取り付けたりした。7月中旬に設置し、既に20個ほどの「願い事」が結び付けられている。

 このほか、境内の木々の伐採や絵馬の導入などが検討されている。氏子総代の男性は「田舎の小さな神社ではあるが、多くの観光客が来てくれるのは喜ばしいこと。せっかく足を運んでくれた人を、がっかりさせないよう神社の整備や盛り上げを今後も行っていきたい」と話している。

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