「Athlete Night Games in FUKUI」に出場を予定している御家瀬緑

 真夏の夜に、福井で陸上の祭典―。ナイター陸上競技会「Athlete Night Games in FUKUI(アスリート・ナイト・ゲームズ・イン・フクイ)」(福井新聞社特別協賛)が8月17日、福井県福井市の9.98スタジアム(福井県営陸上競技場)で開かれる。桐生祥秀(日本生命)、金井大旺(ミズノ)をはじめ、国内トップアスリートが集結。選手と観客が一体となった「新しい形の陸上大会」として注目が集まっている。

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 9月27日開幕の世界選手権出場に向け、参加標準記録の突破やワールドランキングの積み上げなどを狙う選手が多く「ガチンコ勝負」が繰り広げられそうだ。一番の注目は男子100メートル。2年前に9.98スタジアムで日本人初の9秒台をマークした桐生が、日本最速の称号を目指し福井の地で再び疾走する。多田修平(住友電工)、白石黄良々(セレスポ)ら実力者がそろい、白熱したレースになるだろう。

 男子110メートル障害も激戦必至。昨年に日本新記録13秒36を出した福井県勢の金井、今年の日本選手権でその記録に並んだ高山峻野(ゼンリン)、泉谷駿介(順天堂大学)の3者がそろい踏みする。高山は7月に日本記録を更新したばかり。ハイレベルな戦いに記録更新の期待が懸かる。

 男子800メートルは昨年まで日本選手権6連覇の川元奨(スズキ)、今年の選手権覇者クレイ・アーロン竜波(神奈川・相洋高校)、福井国体優勝の村島匠(福井県スポーツ協会)の争いに注目。

 女子100メートルは日本選手権で29年ぶりの高校生女王となった御家瀬緑(北海道・恵庭北高校)が登場する。福井県勢では女子100メートルの島田雪菜(敦賀高校出身、北海道ハイテクAC)、同100メートル障害の大久保有梨(ユティック)が出場し、地元の声援を背に力走する。

 以上の5種目は招待レースとして順位に応じて活動支援金が贈られる。このほかチャレンジレースとして2種目を実施。男子200メートルには飯塚翔太(ミズノ)らが出場、男子走り幅跳びもワールドランキング10位の橋岡優輝(日本大学)らトップ選手がエントリーしている。

 「選手と観客の一体感」をテーマに掲げ、レース中も音楽を流したり、実況解説が行われたり、と一般的な陸上大会とは違う趣向が凝らされる。福井陸上競技協会(福井陸協)の木原靖之専務理事は「陸上ってこんなに面白いんだ、と思ってもらえる空間を提供したい。思いっきり手拍子をして、ぜひ選手を後押ししてほしい」と来場を呼びかけている。

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 福井陸協は競技会の運営費などを、福井新聞社と福井銀行、レディーフォーによるクラウドファンディングサービス「ミラカナ」を活用して募集。県内外から、目標金額の5倍を超える785万円の支援を集めた。

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