全国高校野球選手権大会の福井県代表・敦賀気比は、5年ぶりの8強入りを懸け8月17日、第3試合(午後1時開始予定)で仙台育英(宮城)と3回戦を行う。2回戦を19-3で大勝した敦賀気比と2試合連続二桁安打の仙台育英の強力打線同士の戦い。敦賀気比・東哲平監督と仙台育英・須江航監督に相手チームの印象や意気込みなどを聞いた。
-2回戦を振り返って。
東 打者が活躍するという展開を期待していた。打撃で勝負できるという自信はついた。
須江 相手の打線は想像以上に上位から下位まで力強かったが、よく勝ちきった。
-チームの状態は。
東 変わりなく練習できている。チームが乗ってきている状態でどれだけ力が出せるか。
須江 ハードな練習の中で、調整でなくレベルアップしている。できることが増えてきている。
-相手の印象は。
東 投手が多く、安定している。1番打者の中里君を乗せないようにしたい。
須江 甲子園に来て強くなっているチーム。打撃が好調で総合力も高い。
-自チームの鍵を握る選手は。
東 まずは投手がしっかり粘り強く投げること。
須江 言うまでもなく、(鈴木千、笹倉、大栄、伊藤の)4人の投手陣。継投がポイントになる。
-理想の試合展開は。
東 投手が疲れてくる時期なので打者に頑張ってもらいたい。
須江 (1イニングで5失点した)2回戦のようなビッグイニングを作らせないようにしたい。
-意気込みを。
東 原点に立ち返って粘り強く戦い、勝ちきりたい。
須江 なんとか競って、総合力で勝負したい。
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