約5千発の大輪が夜空を彩った「おおの城まつり」の大花火大会=8月13日夜、福井県大野市の真名川憩いの島

 福井県大野市の夏を彩る第52回おおの城まつりが8月13日、大野市街地で開幕した。市内の小中学生が踊りや伝統芸能のパフォーマンスでまつりムードを高めた。夜には「大花火大会」(福井新聞社共催)が真名川憩いの島で行われ、約5千発の大輪が城下町の夜空を彩った。

 午前9時からで行われた太鼓流し打ちで幕開け。同市城町の「学びの里めいりん」のグラウンドに大勢の観客が詰め掛ける中、奥越太鼓保存会がダイナミックなばちさばきで勇壮な音色を響かせた。

 「中学生みこしダンスパフォーマンス」では、市内5中学校の生徒約560人が四つのグループに分かれて登場。四季を表した法被をそれぞれがまとい、重さ約200キロのみこしをかついだ。「セイヤ、セイヤ」と威勢のよい掛け声を上げ、会場内を所狭しと練り歩いた。大野音頭をヒップホップ調にアレンジした曲に合わせても踊り、観客を盛り上げた。

 続いて「小学生ふるさと芸能発表会」が開幕。講堂に場所を移し、市内5小学校の児童約60人が各地区の伝統芸能に挑戦した。「里神楽」や「しぐさ踊り」などを元気いっぱいに披露し、温かい拍手が送られた。

 大花火大会は午後7時半にスタート。スターマインや噴水状のカラフルな花火が次々に打ち上げられた。一尺玉が発射され、直径約300メートルの大輪が空を埋め尽くすと、観客から大きな歓声が上がった。

 超大型台風10号の接近に伴い、おおの城まつり実行委員会は15日の「越前おおのおどり」や15、16日の食の催しの中止を決めた。問い合わせは同実行委(大野商工会議所内)=電話0779(66)1230。

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