札幌市南区の住宅地に現れたヒグマ=8日未明(北海道警提供)

 札幌市南区の住宅地にヒグマが今月から連日出没、民家の庭をうろついたり果物を食べたりする被害が相次ぎ、住民たちは疲れの表情をにじませる。専門家は人間に慣れたクマが徘徊している可能性を指摘し、地域の人口減少や住民の高齢化の問題も背景にあるとみている。

 南区の簾舞地区や藤野地区の住宅地では今月上旬から、夜間や早朝にかけ体長約1・5メートルのヒグマ1頭が住宅の敷地をうろつく様子が目撃された。警戒するパトカーのサイレンやクラクションにも動じず、逃げようともしないという。

 札幌市は10日に箱わなを設置したが効果なし。12日から日中もうろつくようになった。

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