日華化学連結中間決算

 日華化学(本社福井県福井市、江守康昌社長)の2019年6月連結中間決算は、米中貿易摩擦による中国経済の減速や日韓関係の冷え込みに伴い、主力の繊維加工用薬剤やヘアケア商品の販売が伸び悩み、3年ぶりの減収減益となった。

 化学品事業の売上高は前年同期比0・6%減の172億5100万円、営業利益は同29・5%減の7億6300万円。通商問題による中国市況の悪化に加え、昨年末から今年初めの暖冬で繊維製品の販売が不振だったことに伴い、繊維加工用薬剤の需要が伸び悩んだ。アジア通貨に対する円高も減収要因となった。

 化粧品事業の売上高は同17・4%減の56億5千万円、営業利益は同20・9%減の8億3200万円。日韓関係悪化の影響で、子会社のデミコリア(韓国)が扱う美容室用ヘアケア商品が、韓国製品に切り替わる動きがあるという。子会社、山田製薬のヘアケア商品の製造受託事業の売り上げ減少も響いた。

 19年12月期の業績予想は売上高、利益とも下方修正した。中国市況の悪化や韓国での販売減少は当面続くと見込んでいる。

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