北陸新幹線敦賀以西の財源議論に「向き合っていく」と述べる来島達夫JR西日本社長=8月2日、福井県福井市

 JR西日本の来島達夫社長は8月2日、未着工区間の北陸新幹線敦賀―新大阪間の建設財源について「国費に頼る分も多いが、貸付料(新幹線施設使用料)も大事な財源だ。積極的に議論の中に入りたい」と、JRが国側に支払う貸付料の支払い期間延長に前向きな姿勢を示した。福井県福井市で開かれた福井県インバウンド推進連携協議会の設立総会後、記者団に述べた。

 協議会のあいさつでも「新大阪への形ができて初めて十分にお役に立てる。貸付料の問題など財源の議論に向き合っていきたい」と述べた。

 ただ、建設中の金沢―敦賀間の追加負担については会合後、記者団に「既存の枠組みで進めてほしい」と否定。敦賀開業後に経営分離する並行在来線(現JR北陸線)区間への特急乗り入れも「敦賀での乗り換えを極力スムーズにすることが大前提」と否定的な考えを示した。

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