北陸新幹線の整備促進に向け、ガンバロー三唱する関係者=8月4日、福井県敦賀市プラザ萬象

 福井県北陸新幹線建設促進同盟会の2019年度総会は8月4日、福井県敦賀市プラザ萬象で開かれた。北陸新幹線で未着工の敦賀-新大阪の早期全線開業に向け、環境影響評価(アセスメント)の早期実施や駅・ルートの詳細調査、建設財源の確保を政府与党に求める決議を採択した。

 総会には会長の杉本達治知事や沿線市町の首長、県選出国会議員ら約170人が参加。杉本知事はあいさつで、新北陸トンネルの掘削が9割を終えたことなど工事の進捗状況に触れ、「県民の期待は確実に高まっている。一日も早く全線開業することが大切だ」と強調した。出席した関西経済連合会など関西側にも協力を呼び掛けた。

 敦賀以西ルートの建設財源を議論する自民党北陸新幹線整備プロジェクトチーム座長の高木毅衆院議員(福井2区)は「一番重要なのは2兆1千億円とされる財源。しっかり確保して認可をとり、2023年4月から新大阪までの工事を進めていく」と述べた。

 自民党整備新幹線等鉄道調査会長の稲田朋美衆院議員(福井1区)も「しっかりと大阪までつなげていくための努力をしていきたい」と強調した。

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構大阪支社の渡邉修支社長が、工事の状況について報告し、県内の新幹線駅4駅舎内のイメージ動画を披露した。

 北陸新幹線は23年春に金沢―敦賀の開業を予定する。決議では確実な整備促進のほか▽北海道新幹線札幌開業より早い敦賀-新大阪間の開業▽敦賀開業時の新幹線の運行本数を金沢駅と同数とする▽敦賀駅での乗り継ぎ利便性の確保-などを盛り込んだ。

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