クレヨン作りに励む児童(右)=8月3日、福井県福井市の福井県立美術館

 福井県福井市の福井県立美術館で開かれている特別企画展「東京藝術大学スーパークローン文化財展」(同美術館、福井新聞社、福井放送でつくる実行委員会主催)の関連イベント「藝大ワークショップ 色彩のひみつ」が8月3日、同館で開かれた。児童ら約10人が、2色1本のクレヨン作りを通し、ゴッホの技法や色彩について理解を深めた。

 講師を務めた東京芸大の特任研究員3人は、ゴッホが「自画像」で用いた、絵の具を混ぜずに筆の跡で色を表現する「筆触分割」という技法を紹介。2色1本のクレヨンで絵を描くと、ゴッホの技法が再現できると説明した。

 児童らは、ゴッホの自画像に使われている10色の中から好みの2色の顔料を選んだ。それぞれの顔料を定着剤となる「みつろう」などと混ぜ合わせて湯せんで溶かし、2色同時に一つの型に流し込んで完成させた。

 体験した福井市の中学生は「ゴッホの技法を学べて面白かった。作ったクレヨンを早く試してみたい」と話していた。

 11、18日の午前11時と午後2時からはギャラリートークがある。

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