全国高校総体バスケットボール男子準決勝 報徳学園―北陸 シュートを決める北陸の小川翔矢=8月1日、鹿児島県の薩摩川内市総合運動公園

 【全国高校総体バスケットボール男子準決勝 北陸(福井)85―63報徳学園(兵庫)】バスケットボール男子北陸の快進撃が止まらない。中盤の競り合いを粘り強く耐え抜き22点差という快勝で、13年ぶりの決勝切符をつかみ取った。指揮を執る重野善紀アシスタントコーチは「追いつかれてからよく崩れなかった。入りもよく上出来」と選手を褒めたたえた。

 立ち上がりは赤尾夢大、ダンテ・スレイマニらの連続得点で先行。8―8に追いつかれてからはガード土家拓大が素早い展開に持ち込み18―12とリードした。

 相手も留学生センターや個人技があるガードで反撃。第3クオーター序盤に37―39でリードされたが小川翔矢、高橋颯太がすぐさま返し再び先行。第4クオーターも米本信也らの連続得点で流れを渡さなかった。最後は控えメンバーを出すほど余裕の試合運びだった。

 特に相手の得点源封じが奏功した。2年小川がエースシューターを徹底マーク。2月の練習試合で30得点を許した相手をわずか3得点に封じ、攻撃でもチーム最多の24得点。重野アシスタントコーチも「相手の得点の起点を抑えたのが大きかった」と称賛した。

 大会前の6月、OBで日本代表主将の篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)が激励に来た。篠山は13年前の優勝メンバー。1人1人練習を見てもらい、エールを受けた。小川は「ここまで来たら取りにいく。楽しく自分たちのバスケをやる」。優勝宣言が出た。

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