山埜浩嗣館長(左)から記念品を受け取る1万人目の来場者=8月1日、福井県福井市の福井県立美術館

 福井県福井市の県立美術館で開かれている特別企画展「東京藝術大学スーパークローン文化財展」(同美術館、福井新聞社、福井放送でつくる同展実行委員会主催)の来場者が8月1日、1万人を突破し、記念のセレモニーが開かれた。

 1万人目となったのは、鯖江市から訪れた男性(64)と孫(11)。同美術館の山埜浩嗣館長から図録や展示作品のクリアファイル、ポストカードなどの記念品が贈られた。男性は「なかなか行くことができないアフガニスタンのバーミヤン渓谷の映像やバーミヤン東大仏天井壁画に感動した」と話し、作品に見入っていた。

 同展は、奈良・法隆寺の国宝「釈迦三尊(しゃかさんぞん)像」や中国・敦煌の莫高窟(ばっこうくつ)第57窟をはじめとする世界的に貴重な文化財を、最先端技術で復元したスーパークローン文化財など計約120点を紹介している。25日までの会期中無休。

 3、4日に自分が使いたい色のクレヨンを作るワークショップ(事前申し込み制)を開くほか、11、18日の午前11時と午後2時から東京芸大社会連携センターの研究員によるギャラリートークを行う。いずれも同展の観覧券が必要。

 【スーパークローン展とは】テロで失われた遺跡や、門外不出のシルクロードの文化財を、最先端技術による高精細の復元で楽しめる福井県立美術館の特別企画展。3DプリンターやX線解析などのデジタル技術と、一流職人の手業を駆使して復元した敦煌莫高窟(ばっこうくつ)の第57窟をはじめ、テロで爆破されたアフガニスタン・バーミヤンの東大仏天井壁や法隆寺金堂など本物と見まがう計約120点を紹介。見るだけでなく、手で触れて感じることもできる。8月25日まで。

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