東京都内で開かれた中央最低賃金審議会の小委員会=30日午後

 中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)の小委員会は31日、2019年度の地域別最低賃金の改定について全国平均の時給を27円引き上げ、901円とする目安をまとめた。02年度に時給で示す現在の方式となって以降、最大の引き上げ。全国平均の時給が900円台に達したのは初めてで東京と神奈川は千円を超える。

 働く人の所得拡大を目指す労働側と人件費増を避けたい経営側の主張は激しく対立したが、人手不足や10月に消費税増税を控えていることを背景に前年度の引き上げ額を上回る水準で決着した。16年度と17年度の引き上げ額は25円、18年度は26円だった。

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